ロープウェーと馬の背と
姫は考えた。
このままだと
先に着いちゃうから
一台やり過ごそう
と。
息を切らせて
駆け上がったら
そこに姫がいた。
思った以上に
馬の背は早かった。
.
デモ しんどかった。
ダカラ 間に合った。
山の上は
ところどころに
秋色の染色が
はじまっていた。
.
-冬越えの仕度だね。
山がイチバン
あでやかな季節。
ことしは
どんな色でジイたちを
楽しませてくれるだろう。
それから
沢山の人に会った。
まずは ⓗジイ。
-しかし よう会いますなぁ
-そんだけ山に
来てるということですかね。
-ところで 姫は
もう大丈夫なの?
-ダイジョウブじゃないけど
何とかロープウェーで来ました。
.
全治3ヶ月だから
無理しないように
リハビリがてらに
ボツボツとはじめます。
姫は強し。
オイラなら ひーひー
言ってるだろうな。
そんな男前の姫と
捺印所に行ってきます!
と ⓗジイと別れ
遊歩道を歩き
一の鳥居の坂にかかると
あ!
エヌくんが突っ走ってくる!
つづく。
(ロープウェーと馬の背と@umanose↑①)-148
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